店内のナンパとなるとかなり珍しいケース。
しかしながら、街角ナンパよりも
成功確率は高いのではないか。と
個人的には考えています。
今回も事例の良き点、改善点を記載していきます。
”「見習う店」話の膨らませ方が上手い”
今回の場合は前半の会話では
女性が明らかに乗り気でないのがわかります。
質問に対し
女性の返答は基本一言。
会話を一方的に投げている感じ。
しかしながら、ナンパ師は似通ったジャンルの話題で会話を膨らまし、
相手の緊張を解いているのがわかると思います。
もう10分あれば
連絡先はゲット出来たのでは無いかと
個人的に思う部分があります。
ナンパはほとんどの場合、男性が煙たがられるスタンスで始まります。
よって相手は自分に興味を示してくれない限り
会話にすらならない事が非常に多いです。
●相手の興味に同調する。
今回の事例で、女性が見ていた商品から
何に興味を示しているのか大体わかります。
美容に関するネタで不快に思う女性は
まずいないでしょう。
しかし、男性で美容の踏み込んだ話が出来る人も少ないはず。
そう言った経験を事前にしておいて
話のネタとして持っておくのは
非常に強い武器。
そして女性の心の扉を開ける
一つの鍵は「共感」です。
それも中身が空っぽの共感では意味がありません。
この問題も経験さえあれば
言葉に重みもまし、会話もより濃いものになる筈。
ナンパ師や、話に好感を得る人は
この共感することの大切さを無意識的に理解しています。
”「気になる点」聞きすぎ”
会話をする場合、相手を知る事が非常に大事。
相手によっては、タブーな内容もありますし
考え方が10人十色である分、印象を下げる発言に繋がりがちだからです。
●個人情報は壁を破ってから
女性に限らず、男性でもそうでしょうが
遭って10分程度の人間に
「どこに住んでいるのか。」
「仕事は何をしているのか。」
と言った個人的な情報を
聞かれる筋合いはない。と多くの人は思うはずです。
こう言う個人情報は
相手が聞いてきたときのカウンターに使うのが
最も効果的です。
そうでなければ
デリカシーのない奴と
心では思われてしまうでしょう。
●平等な視点
会話に平等感がないのが
筆者的には気になるところ。
明らかに年下の人間にタメ口を使うのは
理解できますが、
固そうな女性に対しては
ラフな敬語で接するのが一番好印象を抱かれる初歩かと思われます。
また、女性に対してのほめ言葉は
ナンパの基本でもありますが
類義語はたくさんあります。
この事例で気になるのは
「偉い」というほめ言葉。
言葉は感情表現でもありますから
偉いというだけで
「思ったよりやるじゃん」
「良くやるね」
と言った上からの視点で発せられていると
無意識に感じるはずです。
人間はどんな人でも内面と外面があります。
壁の厚みを小さくするには内面と会話しなくてはいけません。
多少でも打ち解けた際に使うのは
むしろ良い効果をもたらす言葉であると考えます。
”まとめ”
今回は失敗例からの学びとし
記載しましたが、ナンパは相手の考え方
また心理状況によって結果は横転します。
相手との会話に調和の傾向が見れるよう
話術の生産性を上げていきましょう。